第18章バイロンへの拷問なら楽勝だ

「本気? 今ここで、あたしたちを止めるつもり?」

エミリーは冷えた笑みを浮かべて言った。

ソフィアはエミリーの胆力に感心したが、力の差はあまりにも大きい。しかも相手は数で勝っている……。

ソフィアは手を伸ばし、エミリーの袖をくいっと引いた。忠告したいのだろう。

だがエミリーはそれを完全に無視し、代わりにカティアへ目配せした。

カティアはすぐに理解したようにうなずく。

バイロンは、さっきのエミリーの一手など忘れたらしい。あれは不意打ちで、せいぜい腕力が少しある程度――そのくらいにしか思っていなかったのだろう。

エミリーの言葉を聞いたバイロンは、むしろ大声で笑い出した。血に飢えた光を...

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